8月おそうじの会

二日後の施餓鬼供養のために組まれた祭壇を前にして、
和尚さんから供養についてのお話を聞く。
浮かばれない霊たち、動物の霊、お盆が過ぎて施餓鬼供養は執り行われる。
昨年、実際に供養の席に着いた方から、その場で起きた不思議な体験話を聞く。
大きく揺れるロウソクの火を見ながら聞いていると昼間というのにやけにひんやりとしてるぞ、この空気・・・ひぇぇぇ

8月のおそうじの会、処暑になったばかりの本日。
信州では朝夕の涼しさは秋の訪れ予報。
そろそろ夏野菜の食べ方にも注意しなきゃ。
と、そんなことを考えていたらあれもこれも茶色くなってしまって、
盛り付けを手伝ってくださるイワタさんもアイデアを振り絞ってくれた。
食べてみたらわかる。美味しいんだもの。こんな日もあるさ。
私の心配をよそに、
皆さんが心で色づけをしてくれたお昼ご飯なのでした。

月に一度お目にかかる人たちと親密度は高まっても、踏み込まない一線の礼節。
目の前の人たちが私を映す鏡だとしたら、私は自分をもっと信じていい。

人は完璧じゃない。
完璧ぶる必要もない。
私はこのスタンスで行くのだ!

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7月おそうじの会

先月から第4週の日曜日に固定になったおそうじの会。

7月の第4日曜日、佐久地方では江戸時代の旧暦8/1に大水によってたくさんの被害があったことから、8月1日を墓参りの日として家族揃ってお墓の掃除などを行う。
おそうじの会にいつも参加してくださる方々も、この日は墓参りの日。
人数は少なめでしたが、
そんな時には、そのように会話も話題も勝手に起きてくる。
会が終わっても残った三年番茶とお茶菓子を食べながら話は尽きない。
人数が多い時には、そのように会話も話題も盛り上がる。
”すべてはそのようになっている”

夏の疲れについて。
私は「自分の体調に気づいていること」
具合が悪くなる前の小さな自分の異変に気付いていること。
開放的で行動的な夏に、体の重さを感じるなら「なぜだろう」と、
それが異変の始まり、「えっ、なんかおかしい」と思えるように。
そんな時は心にもモヤがかかっていて、進む方向が見えないことも多い。
”ねばならない”がモヤになっていたら”やらない”という判断もありだけど、
もっと総合的に見てベストよりベターにしたらどうかとまずは自身に問いかける。偏った考え方や、慣れ親しんだ感情に気がつけば素敵な発見。

体の異変は心よりもシンプル。
体の声を信じる。
体の声は気の持ちようではなく、多くは食べ物の作用に違いないから。
原因に思い当たる節があれば是正する。
思い当たらなければマクロビオティックのヒーリング料理を続けて様子を見る。
特定のもを食べ続けてしまうなど食べたい欲求が収まらないのは、
反対側にある強烈な陰性、あるいは陽性があるわけなので、
緩やかな陰性、あるいは陽性に変えていく。
それらが食べ物とは限らず、環境や考え方にも及ぶことは珍しくない。

遠く新月満月の影響や、もっと遠く、遠く、惑星のめぐりにも心を寄せてみる。
ここでたどり着くのは感謝の気持ちだったりする。
思いがけず生命の不思議さに気がつけば、それも素敵な発見。
感謝、感謝。

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6月おそうじの会

かぼちゃの旬は夏。
冬至のイメージがあるかぼちゃ、じつは9月頃までが旬。

おそうじの会の献立はあっさりしたものが多い。
私が家で作り慣れたものばかりで、パンチはない。
お掃除をして、
座禅をして、
そのあとでいただく料理はこんなものを食べてみたいな、
と思うようなものをイメージする。

それは野菜の甘みとか、
季節の苦味だとか、
ピリッとした辛味だったり、
人生の深みが小鉢に盛られたような献立。
苦味もいいもんだな、強烈ではないけれど、この甘みで十分だな。

少量で個性を発揮するハーブも、調和の意味を教えてくれる。
調和は平等ではないからね、
それぞれが生かし合う時には、
個性が際立ってこそ。
料理は「理(ことわり)をはかる」
理とは宇宙の法則で、
法則に従って生まれた個性豊かな自然の恵みに感謝して料理する。

山東菜と小松菜とチンゲン菜のおひたし
ごぼうと厚揚げの胡麻和え
かぼちゃとクルミの豆腐あえ
人参の梅干しと酒粕の炒めもの
切り干し大根とひじきとレンズ豆の煮物


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4月おそうじの会

春の食材を使って軽い調理法。
水をくぐらせた切り干し大根をさっとから炒りするだけで、ぐんと甘さが引き出されます。
千切りの春キャベツも同じお鍋でさっと蒸したら蒸し野菜のようです。
今回は柑橘類を使って酸味をプラス。
オレンジジュースに漬け込んだ厚揚げをグリルしたり、春にんじんをレモンのドレシッシングで和えたり、やっぱり酸味が美味しく感じます。
体は味覚という手段を使って春から夏へと移り変わっていきます。
体の声とも言える味覚ですが、味覚だけを信じて好きなものばかりにならないように、レンコンのキンピラもお皿に添えました。
常備菜としてのキンピラは主役にはなれませんが、少しだけ添えられたキンピラは「養生しなさいよ」というメッセージ。特に酸味が美味しくて、サラダが美味しく感じる季節には保存の意味でもしょっぱめに味付けしたキンピラは原点回帰の味。玄米は噛めば噛むほど甘いのでしょっぱめの常備菜はよく合います。
逆に砂糖など甘さが強い副菜と組み合わせると、玄米の甘さを感じるまで噛み続けることができません。
春のふんわりした空気感はやさしい味付けが似合います。

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3月おそうじの会

春の陽気を吸い込んでいく季節。
たまに夜更かしもいいけれど、この陽気を体に取り込むために早起きを。

たくさんご参加いただいて賑やかな会。
集まれば、限られた時間の中で大きなテーマに対して様々な思いをシェアできる。補ってもらったり、補ったり、といった循環は勝手に起きる。
年に何度か少人数のおそうじの会もあるけれど、それはそれで個人と深くつながることができる機会として訪れる。
お寺といえば宗派があって、葬儀の時くらいしかご縁がないように感じていた。
和尚さんは一般人が気軽に相談できるような方ではないというイメージ。
おそうじの会は曹洞宗の正眼院で行っているのですが、
和尚さんもおクリさんも、それはそれは柔らかく、いつでも門が開いてます。
すなわちハートが開いています。
それは、個人としての自分が溶けこんでしまうような感覚で。
ノンデュアリティという真実を体験したい私の自我に、「それは違います」を繰り返し体験をさせてくれます(笑)

宇宙の法則の現れは、地球上の温帯地域日本では自然が繰り広げる四季の変化。
そういう意味で、旬の野菜を使ったマクロビオティックの食事は、
健康にいいのはもちろんですが、深く見ていくと自然そのものに近づく食事です。食事を変えるところから派生的に起きてくる欲求は衣食住へ赴きます。
春はデトックスが大きい季節で、冬の間に溜まったものは、多くは脂肪に溜められたものは春の食材が排泄のお手伝いをしてくれます。
苦味のある野草、ふきのとうの苦み、なばななども。
酸味のあるもの、発酵食品なども摂り入れたい。

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2月/3月おそうじの会

1月のおそうじの会の後10日間を経て2月のおそうじの会を開催しました。
毎年恒例になっている正眼院の節分会、今年は休日ということもあり約400人の参詣者であったと地元のテレビ局が報じていました。
2月のおそうじの会は平日でしたが、節分会の片付けを兼ねた清掃ということもあって参加者は15名程、都合をつけて参加してくださいました。

1月の献立はきんぴらごぼうを使った中華サラダ、白菜の和え物、ひじき蓮根には冬土用を意識して土のエネルギーのひよこ豆を加えました。
定番の味噌漬けこんにゃくは玄米味噌に二日漬け込み陽性の強い調理法で寒い冬の調和を意識しました。

信州の2月はまだまだ根菜がおいしいと感じられます。
ゴボウと厚揚げのごま酢和え、切り干し大根と白菜の漬け込み常備菜、人参の酒粕和えなどに加えて南から春の苦味「菜の花」が店頭に並び始めたのを見て、二十四節気の立春に意識を合わせて菜の花とブロックリーのくるみ味噌を添えました。菜の花の苦味が体に染み渡り目覚めさせてくれます。

おそうじの会は六根清浄のお掃除の意味合い、和尚さまの指導のもと坐禅、俳優の吉祥美玲恵さんの心に波紋を投げかける洗練された言葉のチカラ、そういった世界観の中で心を磨いていきます。
おそうじの会のように年齢も体格も違う人たちが集う時、
その時に全ての人たちが100%玄米をおいしいと感じるかといえばそうではありません。全ての人においしいと感じてもらうために多めの油や純度の高い甘さを使うという手段を使わず体も心も満足してもらえるだろうかといつも考えます。

その世界観の中で様々なレシピを参考にして季節を感じて料理していますが、最近はもうひとつ明らかにしていきたいことが出てきました。
それは自分の立ち位置です。
私はクシマクロビオティックのアドバイザーという資格があるということよりも実践者という立ち位置に立っているということです。
そこではマクロビオティックの陰陽の羅針盤の正しさを伝えるよりも、その羅針盤を使って自分を知るという意味合いがとても大切に思うのです。
誰もが本当の自分を見ることはできません。
鏡に映して初めて自分を見ることができます。
その鏡が曇っていたり割れていては、間違った自分を見て生きていることになるではありませんか。
ごまかしていい気になっているより、本当は鏡に不調和な自分が写ることの方がどれだけ幸せなことかしれません。
自分の立っている場所、不調和を知っても自分を卑下したり自尊心を汚したりする必要は全くないどころか、それは初めてスタート地点に立った祝うべき瞬間なのです。

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11月おそうじの会

小諸に向かうサンラインから眺める紅葉が美しすぎます。
心なしか、前の車もスピードが落ちたので私もゆっくり目に走行、窓を開けると冷たい空気がご馳走、気合を入れて正眼院へ。
今回はお寺の裏側の落ち葉を集める作業。
前回のおそうじの会から一ヶ月経っていないので献立に変化はありませんが、基本的には自分がそのときに食べたいなと思うものばかり。

・おからの煮物
おからは豆腐を作るときに出た大豆の残りですが、多くは廃棄されるということを聞いたことがあります。
ドライにして製品化したものもありますが大豆製品の中のほんの一部のように思います。食物繊維が残っているおからは経済的ですし、煮物にしておけば様々な料理にアレンジできる素材です。
具材を変えて季節に準じていくことができる点でも使いやすいと思います。
甘く煮たおからを食べ慣れていると出汁と醤油で炊いたおからは「ん?」と思われますが、玄米ご飯をよく噛んで食べた時の甘さにはとても合います。
キクラゲなどのコリコリした食感で違った味わいになります。
おそうじの会が午前9時から始まるようになってから、前日から漬けておけるようなものもメニューに入れています。これは忙しいときに真似してもらえたらいいなという思いもありますし、長野の冬の朝は冷え込むので少しでも負担にならない知恵とでもいいましょうか。

・こんにゃくの味噌漬け
・赤大根の甘酒付け
・大根の酢漬け

あらめの煮物はスクールで習った時のりんごジュースで煮るというのが好きです。例えば、おやつ作りで残ったリンゴジュースを使い切ることもできますし、長野では一升瓶に詰められたストレートのリンゴジュースがお得に売られています。寒天でデザートや、三年番茶割りでも十分甘さのあるジュースも1.8Lを使い切ることができない時に煮物に使うと爽やかで美味しいです。
ほんのちょっとの甘みが欲しい、またはそれほど甘みが欲しいわけではない時にリンゴジュースは出番です。この場合には和え物やサラダにしても煮物を主張しないので使いやすいです。

・あらめと高野豆腐の煮物

 

農産物売り場でグッと締まったカリフラワーを見つけたので地元のエゴマで和えました。エゴマの香ばしさととても合います。
他に味付けはなくても十分甘みのある一品です。

お味噌汁は少し濃いめです。
参加者が女性の方が多いので、濃いなと感じる方は小松菜のお浸しの味はつけず調整していただければと思っているのですが、さて。

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6月おそうじの会

今回のおそうじの会はお寺の庭のお掃除です。
前日から梅雨の寒さも緩み夏を感じさせる日差しと爽やかな風が心地よい庭掃除。参加の皆さんの心にも清らかな風が吹いたことだと思うのであります。

今回の献立は、うちでも梅雨時にやっているように乾物を使います。
使いかけの乾物を使ってしまいます。
日照時間が少ない梅雨時こそ、日光を浴びた切り干し大根や高野豆腐などを使います。この時のために多めに作っておいた切り干し大根は主役になります。
天鼓予報で、晴れマークだったので切り干し大根は梅干し入りのサラダにしました。前日と同じ梅雨寒ならば青菜を散らした煮物にする予定でした。
高野豆腐はマリネにしました。マリネは暑い時の調理法ですが、夏ならばリンゴ酢やバルサミコ酢を使いますが今なら穀物酢で3時間ほど漬け込みます。
小松菜と油揚げは胡麻和えにしてますが生姜を入れてあっさりと。
お味噌汁は新玉ねぎ、キャベツなど丸い野菜ともやしを最後にさっと入れます。
甘くてさっぱり。
キャベツはプレスサラダにして水分を調整。
ブロッコリーは油を使わない玉ねぎドレッシングで和えものに。

おそうじの会では様々な経験をした方々が集まります。
そこでは生きた情報が飛び交います。
私が覚えていることを情報として記しておきます。
興味があればキーワードで各自ネットで調べるてください。
桜沢如一先生の言葉「盲信するな」
たとえ良いと言われていることでも盲信はいけません。
自身で調べること。

今日の情報
・筍の保存法
塩をたっぷりとまぶして1週間ほど漬けたら天日干しします。塩が吹いてきます。そのままの状態で保存すれば一年中食べられる
・スギナ
スギナは干してお茶にしたり、粉にして使う。

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10月のおそうじの会

 

・季節の野菜とカリカリ油揚げの豆乳クリームドレッシング和え
・豆腐衣和え
・切り干し大根の煮物
・小松菜とキャベツのおひたし
・漬物2種とピーマンの葉の煮物(和尚様の奥様の手作り)
・玄米ご飯とごま塩
・味噌汁

秋の晴天のおそうじはお寺の庭の枯れ草集め。
カサカサと枯葉の音と、時折強い風が吹いて秋の庭仕事は楽しそう。
秋の野菜を使った献立はしっかりと火を入れたものと、さっと火を通したもの、濃い味付けとあっさり味など、コントラストをつけて切り干し大根、大根、高野豆腐などを使います。
油を極力控えたヒーリング料理は味覚が慣れてくると美味しいけれど、
初めての人には極薄味を感じてしまって物足りないようです。
昆布だしは外国人には味として感知できないように、添加物の味に慣れてしまう味覚ではパンチのないヒーリング料理は味気なく感じます。
噛んで甘みを感じる玄米も、嚙めない人には味気ない。
続けて参加されている方には好評でも、初参加の方には足りないと感じます。
噛まない、噛めない方も味の感じ方が違うものです。
お寺さんですから、食事においても行のような要素も含ませたいと思うのです。
時々、どうしても味覚が合わなくて食べられない方もいるのですが、
それは私の勉強不足というもの。
基本的には引き算の料理ですが、足し算の必要性も感じています。
優しい味付けのものと、しっかりした味付けのもの、食感も様々とバラエティに富んだ総菜たちで野菜の味を味わっていただきます。
野菜は土の味です。土と太陽を人間用にしたものが野菜だと私は思っています。

献立を陰陽調和で説明しますが、特別な調味料を使うわけでもなく、野菜は旬の農産物なので誰でも作れます。
穀物や野菜の甘みと甘酒だけで、夏でない限りは穀物飴やメイプルなども使わないのです。私にはちょうどの甘さでも感じ方は人それぞれです。

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9月のおそうじの会

このところ、空気が重く感じるなと思っていましたが、入院されたり体調不良の方がおられるとのこと、季節の変わり目の「秋バテ」も気をつけたいところ。
行動をゆっくりにすること。
予定をたくさん詰め込まないことも大切です。

今回の献立はかぼちゃや玉ねぎなどの甘い野菜の甘みを味わっていただきたいと、お味噌汁はごぼうや玉ねぎたっぷりの甘いお味噌汁。
一口含めば豊かな甘みが広がります。
雑穀の中でも滋味のあるアマランサスのサラダなども食感を楽しんでいただきたいと思います。

・アマランサスとブロッコリーとくるみの和え物
・厚揚げのマリネ
・切り干し大根の煮物
・蓮根の梅酢漬け
・かぼちゃの白和え
・味噌汁
・ごま塩

マクロビオティックは行き着くところ、やはりスピリチュアルにたどり着きます。桜沢如一先生は無双原理、久司道夫先生は宇宙の法に従って生きること。
食の話からどんどんスピリチュアルな話に及んでしまいます。
はっ、と気づいたときには時すでに遅し。
みなさん、目をパチクリさせてます。
マクロビオティックは人を自由にするというのはホントです、苦笑

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