11月, つぶやく:お疲れさん、わたし。

暗くなるのを待って、窓辺のフィラメントの電球を灯す。
毎日朝日が昇るのを見る窓の、朝日の位置に夜は電球を灯す。
私の変なこだわり。
窓べのフィラメント電球が暗かった部屋を照らすと、
今日忘れてきた自分が呼吸を始める。
今日一日お疲れさん、わたし。
どんなに穏やかな日だったとしても、
内側の静けさに戻る時間に、私はいなかった。
だから心は帰りたがっている。
もう少し、もう少し、もう少し。

電球が灯って今日が終わりに向かい始める。
夕ごはんの準備や細々としたことに追われる時間だけど、
この後には静かな自分の時間が待っていると思うと、
夕方まで先延ばしていたことにも勢いがついてサクサクと動ける。
私は出口が見えると頑張っちゃう派なのだ。
自分の呼吸に帰る時が迫ってきて、
やっとリラックス。

今日いちにちお疲れさん、わたし。

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