10月, つぶやく:秋晴れの日

久しぶりの青空、レースのカーテンも全開で秋の日差しを招き入れる。
今年も庭のナツメが赤くなって、
朝から鳥たちが入れ替わりやってきて騒がしい。
数日ぶりの青空が嬉しいのは私だけではないですね。
予報では長野県の最高気温は25度だけど、もっと高温だと思う。
暑いくらいの1日だった。
差し込んだ太陽の熱を蓄熱した部屋は夕方になっても暖かいままだ。

夏の間に一度枯れた窓辺のホワイトセージはなんとか持ちこたえて小さな脇芽をいっぱい出し初めていた。
それでも昨日までは枯れ葉の方が目立っていたのに、
今日の秋晴れで脇芽の方が勢いを増して、枯れ葉を押しのけている。

この秋晴れは運動会の匂いを運んでくる。
子どもの頃からずっと10月のイベントといえば体育の日と運動会。

10月は朝夕の涼しさからは想像できないくらい昼間は暑くなる日があって、
油断するとたった数時間でも日焼けしてしまう羽目になる。
運動会の思い出といえば、いなり寿司の思い出。
娘が幼稚園に入園した初めての運動会の時、
私も初めていなり寿司を作った。
嫁入り道具にと母から譲り受けた金箔が貼られた塗りの重箱にいなり寿司を6個詰めた。
6個しか入らないなんておかしいなとは思ったけれど、油揚げのサイズがいなり寿司サイズでなかったことに気づいたのは運動会のお昼ごはんの時で、ママ友からの「大きいね」の一言だった。
「ジャンボいなり寿司です」と言ってしまえばよかったものを、
私は赤面して撃沈した。
「どうぞ」と勧めることもできず、
私は重箱にフタをして「忘れてください」と言うしかなかった。

運動会の後、残ったお弁当を持ったまま実家に行くと、
いなり寿司は笑えるけれど、金箔の重箱は笑えなかったらしい。
運動会用ではなく、おせち用の重箱だった。




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