8月, つぶやく:電光石火のカミナリさま

夕方、カミナリさまがやって来ては通り過ぎていく。
西からやって来て北へ抜けるカミナリさまに、
遠ざかったと思うとまたやって来て、
遠くで轟いたと思うと、近くで響くカミナリさま。

絵に描いたようなジグザグイナズマと大きな爆音、イナズマ爆弾炸裂!

・・・家のブレーカーが落ちた。

夕暮れ時の薄い暗闇に、台所のガス台の火が青く燃えている。

贅沢な静けさ。

この至福を演出するのは、雨が地面を踏み鳴らすウォーターダンスとイナズマバンド。

聴き入る。

演奏をさえぎるように電気が戻って、家電が一斉に動き出す。

夢から覚める。

灰色の雲を稲妻が切り裂きながら、雷音も小さくなっていく。
バイバイ、カミナリさま👋
またお会いできる日まで。

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