8月, つぶやく, マクロビオティック:自然がそうし始めたのだから。

どこもかしこも草刈りにいそがしい。
早朝、草刈り機のエンジン音が遠くから聞こえる。
この時期、午前中はどこかで草刈り作業をしている。
田舎は田畑も空き地も多く、
都会のようにコンクリートで固めていなければ当然、草が生える。
雑草といえども大地に力があるから根付くわけで砂漠ではこうはいかないわよと
と、夏こそ雑草をポジティブに捉えよう!
草を敵にしても絶対に勝てませんから。

でも雑草なら可愛いものだ。
田舎では高齢化や、いろんな事情でどうにも手をつけられずそのままになった所にはアレチウリが一面を覆うように繁殖してしまくっている。
アレチウリは大量の種で広がっていく特定外来生物として指定されているために、駆除については市から再三の注意喚起がされている。
車で走っていると空き地一面のアレチウリをよく目にする。
ウリと呼ぶなら食べられるんじゃないの?と思うけれど、食べられません。
空き地いっぱいに広がった彼らは、新天地を求めて、あろうことか、となりの田んぼに入り込んでいることもある。

夏は早朝に働く。
気温が上がる前の労働は集中して取り組む。
途切れることのないけたたましいエンジン音は集中力の表れのようだ。
その代わりに午後は、ご近所みんなが眠っているかのような静けさだ。
うちも、夏は午前中の涼しい時間帯に家事を済ませるように働く。
深さんは5時半に畑へ、私も朝焼けを眺めながら家事を始める。

日中の強い日差しでは買い物に出かけるのも本当に億劫。
マクロビオティックは穀物と野菜の料理なので、夏のごはんは畑の野菜に、豆や乾物を合わせてささっと作る。
陰性よりの女性の体に、マクロビオティックの夏野菜料理はピッタリ。
野菜作り担当のケンはまだまだ初心者の域なので、野菜は小さくゴツゴツしている。でも強い太陽の下で水分を蓄えたカラフルな野菜が、実は私たちの体をクールダウンさせるという天の采配で現れていることを知れば姿形など気にならない。
マクロビオティックの陰陽は天の采配を知ることだと思っている。
料理から始まった陰陽は、たくさんの疑問を私に投げかけてきた。
その疑問が広がっていくのを自然に任せていると、ある時に回答がやってくる。その度に視野が広がっていく。
間違いは訂正する。間違いは罪ではないので罰ではなく訂正する。
疑問は解決できるものよりも、解らないものの方が圧倒的に多い。
でも、ほんの少し理解できたものだけでも、
私たちがたどり着くのは生命の確かさというゴールなのは明白だ。
何かしらの不安が元で始めたマクロビオティックが行き着くゴールはダメな自分をどうにかする方法ではなくて、ダメな自分なんかじゃなかったと気付くこと。
まさか、そんなゴールが用意されているなんて、私も知らなかったよ。
たまたま私はマクロビオティックを実践しているけれど、これはあなたにも、君にも、人類共通に用意されているゴール。

夏土用も過ぎた。
空は真っ青の夏空。
セミが鳴き、夏の風物詩が揃ったところですが見かけの季節に踊らされないように。
すでに自然は秋に向かって準備を始めた。
だから、私もそのようにする。
理由はひとつ、自然がそうし始めたらのだから私もそのように準備をする。

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