6月, つぶやく:運ばれていく生き方

いよいよ暑くなってきた。
間引きの大根、ケンが精を出して育てた大根だ。
野菜は作る人の個性が出ると感じるんだけど・・・
例えるなら深さんの作る野菜は箱入り娘。
朝晩、畑に出て丁寧に育てた野菜。
まわりの雑草はかわいい娘をたぶらかすワルモノだから、徹底的にやっつける。
この時期の深さんの口癖は「困る、草が出て困る」だ。

ケンの野菜は自由奔放。
ケンのことをアテにしていない・・というか。
ついこの前までは正しい判断だったと思う。
でも、ここのところ、ケンの野菜作りは本気モードだ。

間引き大根は小さくて、すりおろしてちょうど一食分。
大根葉も大根も味が濃い。
こんなに美味しい夏大根は初めて。
私の味覚が変化したのだろうか・・・
畑でケンが育てた野菜を、私はマクロビオティック料理にする。
これは私が望む暮らしだけれど、そこに固執すると「頑張る」ハメに、それは続かない。
自分の幸せを、依存した土台の上に組み上げたら、土台が崩れたとたんに不幸になるわけで、そもそもそんな土台の上の幸せを望んでいることが変だ。

でも、もし自分たちの望みに向かって「運ばれている」と感じるなら、
その流れは自然で無理のない心がある。
「望む暮らし」という状態を求めてはいない。
運ばれていくままに、受け入れていく強さ、そんなふうに生きていきたい。

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