6月, つぶやく, 留め帳:ツイてた二十代

二十歳前後の私は人生の中でいろんなツキを与えられていて、
「学ぶ」「頑張る」から一番遠くにあるシンプルに夢中になれることで溢れていた。
チャンスと挑戦の組み合わせが制限だと、のちにホロスコープで知った。
好きな音楽なら臆せず踊ったり、歌ったり、感動すれば泣いたり。
いつも笑顔だったなぁ、嫌なこともすぐ忘れた。
叱られたことはあっても、自分が何に怒ったかは覚えていない。

自分が感じている夢中になることの半分は音楽じゃないものだった。
その喜びの半分の、すっかり記憶から落としていたものの中から、
夢中になれるものを探す旅を始めたのはちょうどマクロビオティックを始めた頃で、
五感に関わることに興味がある。肌に触れるものの感触、香り、整った部屋など。
音楽が際立っていたけど、
誰かの許可や、お墨付きや、賞賛やご褒美も必要としない時代があった。

マクロビオティックを始めて9年を過ぎた。
途中で横道にそれるたびに落第の印を自分に押して、
「ダメなやつ」だと自分をひどく罵ったなぁ。
でも今言えることは、
「私は自然に従う」と決めれば、
紆余曲折を経て細胞は勝手にそのように準備をしていく。
人生に大きな影響を与えていたことに気がつく時がやってくる。
紆余曲折はその人のオリジナルなので、
人生も自分のオリジナルなドラマだと思って天にゆだねてしまえ。
横道も獣道も落第点も自然の一部とくくってしまえば間違いはない。
自然はあまりにも自然すぎて、いい悪いの区別もない。

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