6月, つぶやく, 留め帳:小鉢の宇宙

丸いお盆に丸い小鉢で円を描いて並べるお膳が好き。
宇宙の惑星図にも見えるし、
ホロスコープのようにも見える。

ワンプレート料理は開放的な盛り付けだけど、
逆に小鉢に分ける盛り付けは、食べることに集中できる盛り付け。
でも不思議。
小鉢を円を描くように並べると、
ワンプレートよりも開放感が広がって宇宙的になる。
野菜のエネルギーが遠くどこまでも広がっていくような気がする。

歌を作るのは凝縮した世界観のために引き算をして、
言葉×言葉を繰り返していく。
原始転換が起きればしめたもの。
料理はすでに流れているメロディーに、
野菜丸ごとを足し算も引き算もなく、
そのままで完成されたものとして調和へのプロセスを私が握る。
道具は調和のために作り出されたもの。
作る人は創造性とチャレンジ精神に動かされてワクワクする。

溢れるほどの自分の内側の思いを凝縮させるプロセスはエネルギーを使う。
逆に完成されたものは調和をすでに知っているので、教えてくれる。

私が料理が好きなのは、穀物の丸くてかわいい形✌️
種への畏敬の念、土が生産する野菜の有難さを根底に、
足し算も引き算もなく、
凝縮させることもなく、掛け算もない。
あるがままだからこそ、調和へ向かう。

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