9月, マクロビオティック:スイーツ・寒天と葛粉

寒天フレークはとても便利です。
加工過程の少ない棒寒天の海外向けに作られた製品で粉寒天よりも大きくフレーク状にカットしてあるものです。本来ならば加工の少ない棒寒天がベストですが、海外に輸送するときにはフレーク状のほうがかさが少なく便利なのですね。日本では販売されていません。

棒寒天は沸騰してから弱火で10分を目安に煮溶かします。
海藻が原料の寒天は心身ともにリラックスさせる性質をもっています。
暑い季節には内臓を冷やすことなく体をクールダウンさせる効果があります。
リンゴジュースで作った寒天液をカップに注いでりんご寒天。
生の旬の果物を容器に入れた上から寒天液を流し入れてフルーツ寒天。
りんごや梨など硬い果物は寒天液がふつふつしてきたら鍋に入れて少し煮ます。ふるふるとしたやわらかい寒天デザートは焼き菓子よりも体をほっとさせるおやつです。
豆乳のようにクリーミーなものを固めるときには粉寒天を使います。
クリーミーなものに寒天は溶けにくいのです。
粉寒天は一度沸騰したら溶けます。
溶けやすい粉寒天でも、絶対に一度は沸騰させてください。
またプリンのような食感にするには寒天と葛粉を使います。

葛粉は血液をきれいにする食材です。
水、りんごジュースでドライフルーツを煮て、イチゴや柑橘類を加えた後に葛粉でとろみをつけたフルーツソースは冷蔵庫で3日程度保存できます。

マクロビオティックのデザートの甘みは、甘酒、リンゴジュース、米飴、玄米飴、メープルシロップ、甜菜糖、ドライフルーツなどを使います。
甜菜糖はマクロビオティック移行期に白砂糖の代わりに使えます。
扱いにくい米飴は湯煎にかけると使いやすいです。
米飴の甘みは、ある程度までは甘くなりますが加えた分だけ甘みが強くなるかというとそうではなく突然甘みが効かなくなるのです。なぜかはわかりません💧
そういう意味でも自然の甘みを扱うときには二種類の甘みをブレンドすることで甘みに深みが出てより美味しいです。
甘いものは血液を酸性にするので、ひとつまみの塩(ミネラル)を加えてバランスをとりましょう。
白砂糖は純度の高い甘みでビタミンミネラルが除去されています。
単糖類である砂糖の取りすぎは言うまでもないことです。
甘さは穀物や野菜の多糖類の甘みが体に優しいです。

■オートミールの焼き菓子には葛粉でさっくり
オートミールとはからす麦です。脂肪分が多いので豆乳の脂肪分と合わせてクリーミーなデザートを作ることができます。粉系と油、水分系を分けておいて混ぜるだけのオートミールクッキーは手軽な焼き菓子です。マクロビオティックでは粉をふるいません。アーモンドの粉を入れるとざっくりとしたクッキーになります。ナッツは大きくきると形を作る時に割れてしまうのでほどほどに細かくします。卵の代わりに葛粉を使うことでさっくり感がでます。

■甜菜糖のカラメル
鍋に甜菜糖と水を入れて中火で煮立たせます。鍋をゆする程度で混ぜないこと。砂糖でつくったカラメルほど濃い色にはならず、ほろ苦さはありません。茶色になってきたら少量の水を入れます。煮詰めたいときは水を入れてから煮詰めてください。

■フルーツクランチ
アメリカ、北ヨーロッパのデザートです。
りんごや梨を使って作る秋冬のデザートです。
酸味のある果物の上にカリカリで甘いクランチがのっているデザートです。
甘みはメープルシロップを使いますが果物が甘ければ入れなくてもいいです。
米飴は体に優しい甘みですが、この場合には扱いが難しいと思います。
メープルはクランチがサクサクになりますが、甜菜シロップでも代用できます。
大きめに切った桃とブルーベリーの組み合わせも美味しいです。桃は色が悪くなるので刻んだらすぐに容器に入れます。(桃の焼き時間はアルミをして190度で15分+アルミを外して170度で20分)
クランチ部分はクルミを入れますが食感が楽しめるように大きめにカットします。

■砂糖
現代は砂糖の摂取がとても多い時代です。
ビタミンやミネラルを除去した白砂糖は純度の高い糖類です。
体に入った食物に含まれる鉄分、カルシウム、リンなどの微量元素、ミネラル分を砂糖は減らしてしまいます。人体の体液は弱アルカリ(PH7.5~7.5)ですが単糖類を摂ると酸性になります。それを防ぐために体内のミネラルを使います。常習的に摂取することで爪や髪や歯がもろくなったり、風邪をひきやすかったりと体を弱くしてしまいます。
ソバカスは単糖類が表面に現れたもの。太陽の陽性が陰性の砂糖を表に引き出したものですから、ソバカスはカラメルのような茶色をしています。
砂糖などの精白、精製したものは体内のミネラルを減らすことがで酸性過多となり様々な不調を起こすことが問題となります。

同じ白い粉末でも、自然塩は豊富なミネラルを含みます。
精製塩の塩化ナトリウムにはミネラルはありません。
減塩と言われているのは精製塩の取りすぎのことで、微量ミネラルを除いた精製塩を摂取することは過剰なナトリウムを摂取したことになります。
ナトリウムが血管の壁につくと血管が硬くなり心臓病などの病気の原因となります。ミネラル豊富な食材、味噌、醤油、梅干しをとるようにします。

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