マクロビオティック:体のレベルを上げるお手当て

人は血液、リンパ液、気が滞ることなく流れていれば病気にはなりません。
お手当はその滞りを流していきます。
病名のついていない不調には食べ物とお手当の両方のアプローチを試みましょう。病気は排泄です。排泄は基本的な体のメカニズムです。栄養過多の現代人は高カロリーでバランスが悪いために排泄が続きます。
便秘、下痢、アトピー、風邪、咳、熱など、こういった症状のときには自分自身を知るためにも排泄のメカニズムを知っておくとよいでしょう。
どうしても食べたくなってしまう特定の食べ物がありますか?
なぜやめられないかを陰陽でみていくことをおすすめします。

・こんにゃく湿布
人間の体はじつによくできています。臓器はどれもそれぞれの役割を365日文句も言わず勤めてくれています。中でも肝臓、腎臓、脾臓には大きな役目を課していますから無理を重ねれば疲弊します。現代人の多くは忙しく、不調を薬やサプリメントでごまかしながら生きているために言葉を持たない臓器は痛みとなって気づかせようとします。
臓器の元となる細胞にフォーカスして不調を改善していくのが自然療法です。
お手当には即効性はありません、時間がかかります。
が、治ったときに前以上に元気になれます。
東洋医学ではリンパ管の親分と言われているリンパ液。こんにゃく湿布は肝臓や腎臓をあたためリンパ液が順調にめぐるようにするお手当です。脾臓は肝臓や腎臓がダメージを受けて疲弊したときには助ける役割をします。その時、脾臓は熱を持つのでこんにゃく湿布では脾臓だけは冷やします。

<用意するもの>
こんにゃく2枚
タオル6枚※タオルはこんにゃく湿布専用にしてください。そして毎回洗うこと。
ハンドタオル1枚

<こんにゃく湿布のタイミング>
1. 空腹時 お腹に血液がないとき。食後1時間過ぎてから。
2. トイレに行ってから
3. 入浴後30分〜1時間はやらない

たっぷりのお湯が沸騰したら中火と弱火の間の火加減で10分間、初めてのこんにゃくには蓋をしてこんにゃくを煮ます。
蓋をして温めるのは使い始めのこんにゃくだけです。
一度当てたこんにゃくは不調を吸い込んだものなので、2回目以降はこんにゃくが吸い込んだよくないものを再度こんにゃくが吸い取り始めるために2回目以降は蓋をせずに煮ます。
気をつけることはお湯からこんにゃくが顔を出さないこと。
ぐつぐつ煮るのではなく、くつくつ煮るというイメージです。
3日間は続けて様子をみます。
こんにゃくは水を張ったタッパに入れて1週間保存して繰り返し使えますが、5日間くらいで弾力がなくなれば新しいものに変えてください。
家族間ならば同じこんにゃくを使っても大丈夫ですが、シリアスな病気の家族との使い回しはできません。
こんにゃくの種類は生いもが含まれているものの方があたたかさが持続しますからおすすめです。

体力の差にもよりますが、体力のない人は15分くらいから、またこの方法は赤ちゃんの手当てには向きません。
こんにゃく湿布は血液が肝臓に集まってきますから、気付かずとも体力を使っています。たかがこんにゃくとあなどってはいけません。気をつけて時間を調整してください。
次に、健康体の方でれば30分温めたところで、脾臓を10分間冷やします。病人や子どもの場合には冷やすのは5分間に留めます。
30分経ったらタオルを一枚外して腎臓に縦におきます。腎臓の場所は軽くトントンしてみて響くところです。
腎臓の上に副腎があるので腰痛持ちの人は少し下に置くようにしてください。
なんども言いますがこんにゃく湿布は体力を消耗しますので、体力に自信のある方でも1日に午前午後の2回が限度です。たくさんやればいいというものではありません。東洋医学と西洋医学には違いがあります。東洋医学の自然療法は細胞を変えていくということです。細胞は血液でできていますからよい血液を循環させることが最良と考えます。

■脾臓の手当て
夏は脾臓を10分冷やすお手当。
タオルを冷蔵庫、冷凍庫で冷やしておく、またはこんにゃくを半分に切って水を張ったタッパーに入れ冷蔵庫で冷やしておくとすぐに使えます。
こんにゃく1丁の大きさは横に置くと腎臓まで冷やしてしまうので必ず半分の大きさにすること、半分に切ったこんにゃくの中心を脾臓の中心に配置します。

こんにゃく湿布を日常にするためには、タオルをしまいこまないこと。目の届くところにかけておくと忘れません。
午前に肝臓を、午後に腎臓を湿布するという日課もおすすめです。
夜は枕元にお盆などを置いて、こんにゃく湿布をしたまま寝てもいいです。

■こんにゃくの使い道
肩が張った時にはあたためて湿布、捻挫の場合は20分こんにゃくで冷やし、毛細血管が塞がったら温めます。
外科的な原因がなく膝が痛いのは甘いものの取り過ぎ、足の裏にこんにゃくを当てるといいです。
また膝が痛むとき、びわの焼酎漬けと小麦粉を練って貼ります。
使い終わったこんにゃくは感謝して土に還します。※食べてはいけません。

■びわの葉
・やけど→葉のつるつるした面を巻く
・頭痛→ほこりをふいて、葉のつるつるの面を頭にまいておく
・びわの焼酎漬け作り方→厳冬期のビワの葉を35度の焼酎に半年浸けて置く。

■甘い野菜のスープ
丸い野菜は体の真ん中に作用します。胃や膵臓を癒す働きがあります。膵臓は血糖値のバランスを保つ臓器です。疲れやすかったり冷え性の人におすすめです。

■疲れたとき
梅干しのクエン酸が効きます。水に梅酢を少し入れて飲んでも効果があります。虫に刺されやすい人は梅酢水を飲むとよいです。

■野草茶
すぎな、よもぎは2日間日陰の天日干しにしてお茶にできます。
車の多い車道、ペットの散歩コースなどは避けて採取します。自然保護の上でも乱雑に採ることは控え自然保護区での採取はいけません。

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