マクロビオティック:macro to micro 「マクロビオティック」はじめに

macro to microへようこそ。

坂口ユキ子です。
私は2010年から本格的にmacrobioticの理論の学びと実践を始めました。
きっかけは長年心に渦巻いていた「答えを知りたい」という思いでしたが、今思えば気の流れも滞っていたときで、実際に行動するまでには体にも心にも時間が必要だったようです。2009年には独学で学びはじめていましたから。
移行期にはマクロビオティックのお菓子を焼いたり、お話会を設けたりと楽しく試行錯誤していましたが、流れにまかせて好きなことを続けていたら、今では禅寺で月に1回「おそうじの会」に集まったみなさんに玄米を中心としたお昼ごはんを作り陰陽調和を心がけた食事法についてお話しをするというお役目を3年させていただいています。

大地のめぐみの野菜、玄米を使った献立や漬物や発酵食品にみる日本のあたりまえの食文化は世界中のマクロビオティックに取り組む人たちに当たり前ではないようです。マクロビオティックは平和的で経済的で環境にもよいすばらしい食事法です。自然を題材にして生まれる命の賛歌が多くの芸術作品となって魂を揺さぶったように、美しい食事法が海を越えて全く違う文化を持つ人々の魂を揺さぶったのだと思うと日本という国に誇りを感じます。量子力学がついに般若心経の空の世界観に追いつきはじめると、これまで意識やエネルギーという言葉が宗教的であるとして嫌悪感を感じていた人たちも、科学的に証明されれば言葉はどうであれ事実として受け入れるでしょう。呼吸は吐く息が先、そうすれば自然と吸う息に切り替わり細胞が蘇るります。同じように日々の掃除の祓いは自然と再生へと続いていきます。私たちの体は出す方が先だと遠い昔から変わることなくこの体が教えてくれていたのに、栄養学は摂ることばかりを繰り返し唱え続けてきました。
腸をきれいにすることが第一優先なのだと、体は教えてくれています。
microとmacroを行き来する循環の世界を生活の土壌にしてマクロビオティックは人の数だけ花開くものです。陰陽の法則は老若男女、国が違っても言葉がわからなくてもお金持ちでもそうでなくても誰でもできる共通のものの見方です。
マクロビオティックを習得することは最終目的ではありません。
あなたのがなりたい自分として輝やく人生を生き始める土台として自然の法則を味方にするほど心強いことはありません。

東日本大震災という未曾有の災害を経験したわたしたちは、時代の大きな流れに時には流されたり、頑張って必死に踏ん張り生きています。
これまで信じてきたことの危うさを目の当たりにして人生観が変わった若い世代の人たちもたくさんいることでしょう。
この危うさを数十年も前に予測していたのが宇宙の本質の世界観を生きていた今は亡き桜沢如一先生や久司道夫先生たち。マクロビオティックを世界に広めた先生たちです。どの先生も厳しいですが、あまりにも自然の法則から離れてしまった人類の歴史に歯止めをかけるために厳しさは有難いのです。

シンガーソングライター坂口ユキ子のHPにマクロビオティックというページを作ったのには理由があります。
実はマクロビオティックの講義で私が書きなぐったメモノートがあります。
マクロビオティックを始めて排泄が強まる中、KUSHIMACROBIOTIC教室に通いました。いつも頭痛と吐き気でノートの文字は酷く、朦朧としていたようです。
何度か読み返して大切なところには付箋をつけていますが、先生の話すスピードに合わせて書いているので字がごちゃごちゃで読めないところもあったり不明な箇所もいくつか。早い時期に自分のサイトにまとめてみたいと思っていました。ここにきてやっと取り組むことができそうです。私が頭で理解した事と先生たちが経験から理解した陰陽の理解の深さは、講師の先生の言葉のニュアンスや実際の調理の様子からも感じているので、ここでどこまで伝えられるかわかりませんが、挑戦したいと思っています。

私もマクロビオティックを実践しながら未だ、判断力の低下による食べ過ぎで宇宙の理に反したときの不快感を体験します。判断力が低下した原因は少し探ればわかるときもあるし、わからないときもあります。
肉体という乗り物のすばらしさに驚嘆したり、自分がどれだけ概念に縛られて生きているかを笑ったり、問題だと思っていたことが実は答えだったり、体験を通してありのままの自分を知ることになるのです。
マクロビオティックの料理は自然の法則に従う料理法です。
美味しくないわけがないのですが、化学調味料の味に慣れてしまった味覚ではパンチがないぶん味気なく感じるようです。
しかし味覚が正常になると個性ある野菜たちの複雑な甘みは飽きることなく美味しいと感じるようになります。味覚が変化するころになると「知りたいこと」が自然発生してきます。そのどれもが後々大きなマクロ的な視野へと導いていくことになるのでメモしておきましょう。
しかし、この世界で起きている日常はそう簡単には変わりません。心も思考も簡単には変わりません。ありのままの自分を否定するとき、または自分や人をジャッジしたとき、感情を通して肉体が痛みや不快感となって心の在り方に対してブザーを鳴らしてくれます。マクロ的な視野が広がってくると、その世界の中で感情のブザーは鳴りますが、その対処法をすでにあなたは知っているという具合に。あなたがマクロビオティックを実践するとき、いづれ訪れる宇宙の本質を知る時がかならずやってくると信じて、今はこのふたつの世界を使い分けていくことを自分に許してください。

microからmacroへ、macroからmicroへの旅、その間を行ったり来たりしながら私たちは体験というギフトを受け取ります。
変化することは宇宙の法則ですから、変化を恐れて現状維持するのは膨大なエネルギーを使います。この世界には同じものはひとつとしてないというのが宇宙の法則ですから、同じサイズの農作物を作るというのは人工的です。自分をありのままに受け入れるというならば宇宙の法則は追い風となります。

これからマクロビオティックと自然発生的に知りたいと思ったことを私なりに結びつけた世界観をmacro to microとして発信していきます。

macro to micro主宰 坂口ユキ子
究竟涅槃を信じて。

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